遮熱塗料は夏に効果を発揮しますが、冬はどうでしょうか…
2017年10月31日(火)
プロタイムズ朝霞店のブログをご覧いただきましてありがとうございます。
今回は遮熱塗料のご紹介です。
遮熱塗料とは
遮熱塗料は、建物が熱くなる原因の太陽光のうち赤外線に近い光を「反射」や「放射」させ、表面温度を下げることで室内が暑くなるのを期待できる効果を持った塗料で、高反射率塗料とも呼ばれています。
下記の写真左が一般の塗料を塗った場合(表面温度78.5度)
右が遮熱塗料を塗った場合(表面温度56.5度)です。
これは外壁の表面温度に相当し、室温での温度は3℃くらい下がるという効果を得る事ができます。
遮熱塗料は一般的な塗料と同じ工程で施工できるために、費用が一般的な塗料と遮熱塗料の差額分を増やすくらいで済ませることができます。
冬の温度の変化
遮熱塗料を塗ると外壁が太陽光を反射してしまうために、「冬は室内が寒くなってしまうのではないか?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、冬場は夏場と比較して日射量が少ないため、室内の温度にはほとんど影響がありません。
むしろ冬場に室内の温度を高めたいのであれば、温めた室内の熱を外部に逃がさないことが重要です。
室内の熱を外部に逃がさない効果的な方法としては、
・外壁に断熱材を入れる
・断熱フィルムを窓に貼る
・内窓を取り付ける
・窓ガラスを複層ガラスに取り換える
などが挙げられます。
特に外壁の断熱材については、夏にも機能し、室内に熱が伝わりにくくなるので遮熱塗料の効果を高める方法でもあります。
既に断熱材が建物の中に入っているとしても、素材によって差がありますが、経年劣化するものでもあるので、遮熱塗料の塗装を機にメンテナンスの一環で断熱材の交換を検討されてみてはいかがでしょうか?
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