傷みが進んだ屋根はカバー工法がおすすめ
2023年01月05日(木)
このような方は、屋根カバー工法をおススメします
-
築20年以上経過しているお住まいの方
屋根のメンテナンスは一般的に10年~15年ごとにおこなうことが推奨されています。住宅の中でもっとも傷みやすい箇所のため、築年数が経過すると屋根材自体の劣化が進行し塗装ができない状態になっている場合があります。
-
2回以上屋根の塗装をされている方
過去に複数回塗替えをしている屋根の場合、傷んでいる既存の塗膜から剥がれて、新たに塗装した層まで一緒に剥がれてしまう可能性があります。
屋根カバー工法以外のメンテンナンス方法は何がある?
-
塗装工事でのメンテナンス
既存の屋根材に塗料を塗る方法。屋根のメンテナンスでもっとも一般的でコストも比較的小さい。しかし、屋根材の傷みが進行している場合、塗装ができない場合も。
-
葺き替え工事でのメンテナンス
既存の屋根を剥がし、野地板やルーフィングを交換して新しい屋根を葺く工事。新しい屋根に変える為、耐久性はもっとも高いが、大規模な工事のためコストも大きく、工期も長くなる。
カバー工法は傷んだ屋根のメンテナンスに適した
耐久性とコストのバランスが良いリフォームです!屋根カバー工法でリフォームをおこなう流れ
0.工事前の屋根
1.足場の設置
高所での作業となる為、安全性の高い足場を設置。2.既存棟の撤去
新たな棟を取りつける為、古い棟を撤去する。
3.防水シートの敷設
雨を通さない防水シートを既存の屋根に敷く。
4.役物取りつけ
軒先に設置する役物と呼ばれる部位と取りつけ。5.本体取りつけ
軒先から順番に屋根本体をビス止めしていく。
6.棟板金取りつけ
屋根の一番高い部分に新しい棟を設置。
7.止水処理
取り合い部分など雨水が入りやすい箇所を処理。
8.完成
よくあるご質問
Q屋根が重くなってしまいませんか?
一般的なスレート瓦の重さは1㎡あたり20キロほどです。その上に載せるカバー工法の屋根材は1㎡あたり5キロほどと軽量な作りになっています。その為、屋根カバー工法をおこなっても重量増による住宅への負荷や耐震性には問題ありません。
Qどんな屋根でもカバー工法ができますか?
カバー工法ができる屋根とできない屋根材があります。
スレート瓦や金属屋根でできている屋根にはカバー工法ができますが、和瓦や洋瓦、コンクリ―ト瓦の屋根ではカバー工法によるリフォームができません。「我が家の屋根に最適なリフォームは?」と思われた方はご相談ください!
お住まいの専門家が無料で診断いたします!
人気記事
屋根カバー工法とはどんな工事なのか
既存の屋根の上に新しく防水シートと屋根材を重ねて取り付ける工事のことです。築年数が経過し、傷みが進行して塗装に向かない屋根のリフォームとして多くの方に選ばれています。 屋根のリフォームの中でも耐久性が高いため、「今後屋根はノーメンテナンスにしたい」という要望から定年退職後の最後リフォームに屋根カバー工事を選ばれる方もいらしゃいます。