店長の塗装奮闘記
雨漏りの原因は屋根から、だけではありません。
2022年06月22日(水)
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「雨漏り」と聞くと、屋根をイメージしがちですが、現在は屋根材や施工技術が進化したため、屋根ではなく外壁や窓のサッシ、壁を貫通する給排水管などの隙間から水が浸入するケースも見られるようになりました。
もちろん、屋根から雨水が進入する可能性がゼロというわけではありません。
屋根から雨水が浸入したケースでは、どこをつたって室内まで達したのかが判断がしにくく、一概に雨漏りしている箇所の真上が問題のある箇所だともいえないこともあります。
雨漏りではなく「漏水」や「結露」が原因だったというケースもあります。
よくある雨漏りの原因5つをまとめてみました。
普段から見える範囲でチェックしておくと、もしものとき安心かもしれません。
劣化状態によっては原因箇所が複数ある場合も考えられます。
・屋根瓦の割れた部分から
経年劣化もしくは台風・地震による外的要因から、屋根のスレート瓦のヒビ割れ、漆喰の崩れ、瓦のずれなどから雨漏りが発生します。
・ベランダの防水塗膜のヒビ割れから
ベランダの防水工法が塗膜防水(塗料で行なう防水工事)の場合、人の出入りによって擦り切れ、ヒビなどのダメージが屋根や外壁よりも早く現れる傾向があります。
加えて、排水口が詰まっていると雨水が流れず、ヒビから雨水が浸入し雨漏りに繋がります。
・サッシ枠と外壁防水シートの隙間から
通常は外壁をつたって流れていく雨水が、経年劣化によって発生したヒビ割れや縮んだシーリングの隙間から浸入します。
そのような浸入を防ぐためにサイディング/モルタル外壁の裏面には、外壁防水シート[透湿防水シート(サイディング外壁)、アスファルトフェルト(モルタル外壁)]がはられています。
しかし、施工不良や経年劣化によってサッシ枠とシートの間に隙間ができていると、そこから建物内部へ雨水の浸入を許すことになります。
・給排水管から
給排水管もサッシ枠と同じように、外壁と防水シートを貫通しているためそこに隙間があると雨水が浸入してしまいます。
・天窓から
建材・施工技術が進化して雨漏りがしにくくなってはいますが、それでも通常の窓と比較すると雨漏りの原因になりやすい箇所といえます。
雨漏りが引き起こす悪影響
雨漏りしている場合、これによる湿気・水分が起因して、まず躯体の木造部分が腐食しはじめます。
湿った木材はシロアリの大好物。
ただでさえ耐久性が弱まっているところに、シロアリが木材を食い散らかしてしまえば劣化はあっという間に進みます。
最悪の場合、膨大な費用をかけて補修が必要になる可能性があります。
また、湿気の多い場所ではカビも発生しやすくなります。
建物だけではなく、住人の健康や心にもダメージを与えるというところが厄介です。
カビが原因で引き起こす病気には、アレルギー疾患、感染症、カビ中毒などがあります。
風邪のような症状なのに熱もなく咳ばかり出るといった症状が多く見られます。
最近は梅雨に入り、ゲリラ豪雨に遭うことも増えました。
お部屋に写真のようなシミが見られたら、雨漏りしている可能性があります。
現場調査、お見積りは無料ですので気になることがございましたらお気軽にお問合せ下さいね。
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