一級塗装技能士とはどんな資格?
2022年06月10日(金)
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一級塗装技能士とはどんな資格?
塗装業者について調べていたら“一級塗装技能士”が施工するので安心です!と書かれているチラシやWEBサイトを見たことがある方もいらっしゃると思います。
でも、そもそも「一級塗装技能士ってどんな資格なの?」「信頼できるの?」と疑問に思っていませんか?
一級塗装技能士は国家資格であり、筆記試験と実技試験で合格しなければ取得ができない資格です。
塗装は特別な資格がなくてもおこなえるので、塗装職人にも、初心者からベテランの方までさまざまな方がいます。
もちろん、塗装を依頼するのであればきちんとした技術を持ったベテランの方にお願いしたいですよね。
そこで、一定の塗装技術を持った塗装職人か、一つの判断基準となるのが“一級塗装技能士資格の有無”です。
1.一級塗装技能士は国家資格
まずこの資格を持っている業者に頼むメリットとして1番にあげられるのは、塗装の知識がない一般の消費者から見ても知識、技術を持った職人がいるかどうか判断ができるという点です。
というのも、塗装は医者や弁護士と違って、資格がいらず、だれでもできるので、消費者からは職人が技術を持った方か最近塗装を始めた方かは判別できません。
しかし、一級塗装技能士の資格を持った職人であれば、塗装知識・技術について国がお墨付きを与えた方であることがわかります。
また、一級塗装技能士を受けるには7年以上の実務経験が必要という(学歴によっても異なります)、現場での経験も重視された規定が設定されています。そのため、知識・技術だけではなく、現場での経験も兼ね備えているということです。
2.7年の実務経験があっても合格率は50~60%程度
一級塗装技能士の資格には、木工・建設・金属・噴霧・鋼橋の5つにわかれており、それぞれ、試験内容が違ってきます。戸建ての塗装工事をおこなう業者が保有している資格のほとんどが建設塗装作業のため、今回はその内容についてご紹介します。
学科試験
「塗装一般」「材料」「色彩」「関係法規」「安全衛生」「建設塗装法」
◯☓問題、または四択問題が合計50問出題
100点満点中65点以上で合格
学科試験のためのテキストです。
実技試験
※イメージ画像
ハケ塗り、けがき線(基準を作るために材料に傷をつけて線を引く)、調色、パテ、スプレー塗装、玉吹き、ヘッドカットなどの作業をおこないます。
100点満点中60点で合格。
ラインに沿ってきれいに塗れてるかだけでなく、どんなハケでどのように塗るのかも審査基準のひとつです。
一級塗装技能士(建設塗装作業)の合格率は約50~60%程度。塗装業界で7年の実務経験がある職人でも40%が落ちているのです。その理由としては、一級塗装技能士は塗装に関しての幅広い知識・技術が求められているからです。
↑厚生労働省発行の証書がいただけます。
当店の職人さんです。
仕事に厳しくまっすぐ、普段はやさしい笑顔の方です。
気さくな職人さんですので、塗装工事の際には、施工途中の不安や相談、疑問点などがあれば、お気軽にいつでも声をかけて頂ければと思います。
作業中の現場見学などご希望がございましたらご対応させて頂きます。興味のある方は是非ご相談ください。
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